Paris-Brest（パリ・ブレスト）とは
パリ・ブレストとは、リング状のシュー生地に、アーモンドを振りかけて焼き、
プラリネ・クリームをはさんだフランスのリング型のシュークリームです。

パリ・ブレストはフランスの2つの都市の名前で、パリは皆さんもご存じのフランスの首都、ブレストとは
フランス西部のブルターニュ地方にある港町です。

今から約130年前の1891年、このパリとブレストを結ぶ自転車レースがあり、そのコースの沿道である
パリ・ロングイユ大通りの菓子店メゾン・ラフィットのパン職人ルイ・デュラン氏が、
その自転車レースの創始者で著名なスポーツジャーナリストであるピエール・ジファール氏に
その自転車レースの象徴となるようなお菓子を作ってほしいと
頼まれて考案したと伝えられています。

そのお菓子こそが
Paris-Brest（パリ・ブレスト）です。

自転車の車輪を模した丸いリング状のシュー生地を、スライスしたアーモンドを乗せて焼き
ヘーゼルナッツのプラリネクリームを挟んで、最後に粉糖をたっぷり降らせるというもの。
サクッとしたシュー生地の食感に、香ばしいアーモンドの香り。
そして口いっぱいに広がるプラリネを加えたアーモンド風味の濃厚なバタークリームを食べると、
このケーキが長い間ずっとフランスで人気があるかご納得いただけるはず。
当店では、このオーソドックスなパリ・ブレスト以外に、季節の味を楽しめるオリジナル・パリ・ブレストや、
クレーム・シーブストを挟んだパリ・ニースなど、多くのフランス伝統菓子をお取り扱いしています。